??道 芹川篠原線(由布市)
2018.11.11 晴れ
まったくの偶然であった。
水の駅おづるへ水汲みをこなし、ついでに格別な一杯を飲み干した後。。。
なにげなく帰宅道(県道30号線)を変更して豊後街道に入ってみたのだ 。
紅葉が舞い散り、バイクで走るにはちょうどよい道幅の趣のある道が続いていた。すると、
芹川第一発電所の入口が現れた。
工事看板があるが、本日は日曜。独特の雰囲気を感じ、進んでみることにした。
すぐさま、先の写真の白杭があり、「林道」の文字はないが、この道は「芹川篠原線」ということを知る。
ちなみに、4号が指す方向は。。。
見事な道である。。。3号方向を進む。
入口は林道さながらの木々に囲まれた道であったが、しばらくすると鬱蒼としながらも、コンクリート外壁等のただならぬ雰囲気をかもし出す。
またもや白杭。
3号の方角は。。。
。。。1号の道を進む。
分岐があられたが左側は数mで行き止まり。道なりに進む。
こちらも数mで水路が眼前に現れ、発電する水車の音なのか、独特の音が響き渡る。
ここで一服を済ませればよかったと少し後悔。そのまま、発電所施設の入口で終点となった。発電所は当然、門で閉ざされて部外者の進入を拒んでいる。
しばし立ち止まった後、折り返して入口まで戻り、618号線及び30合繊へ通じる分岐点まで来た。
ツーリングコースとして採用されることはないだろうが、いつか一服しにまた来よう。
しかし、芹川篠原線は検索してもヒットせず、、、どういう区分の道なのだろうと気になった私は、直接企業局に問い合わせをしてみた。
「はい、企業局です。」
「かくかくしかじかで芹川篠原線という道路を調べていまして、、、」
「すいませんが、当局では道路のほうを管轄しておらず、芹川篠原線という道が特定できていません。」
「しかし、企業局、芹川篠原線と書かれた白杭が、、、」
「あぁ~わかりました!それは送電線の名前なんです。」
「送電線ですか!?」
「ええ、道自体の名称ではなく、○号というのも送電塔の番号なんです。」
結局、道の名称は不明のままだが、都道府県運営の企業局のための道路ということは国土交通省以外の道にあたるのではないだろうか。
しかし、3号、4号の先があの状態だったのは、'道路'ではなく、'送電線が在る方向'を示していたからなのだと、合点がいってスッキリした昼下がりである。
国道? 酷道!? 日本の道路120万キロ大研究 (じっぴコンパクト文庫)
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